2014年11月8日土曜日

ブレーキのメンテナンス(後ブレーキ編)

こんにちは、小泉です。


先週の続きですが

今度は後ろのブレーキの分解整備です。


ブレーキで減速させる力(制動力)がほとんどない後ブレーキですが

車体を安定させたり、コーナリング中の減速、市街地での細かなブレーキ

などには後ろブレーキを多用する場合があります。



さて、分解です。まずはキャリパー側から




ピストンを外すと奥には汚れたブレーキオイルが

ブレーキオイルをしっかり交換している方のバイクでも取れない汚れが

溜まっていたりします。





ピストン自体はスムーズに外れ、状態も良好でした。





しかし、ゴムのピストンシールを外すと溝には固着した汚れが少し溜まって

いました。

一見きれいな状態でも、分解をするとわかることがありますねー



マスターシリンダーも分解してみると





ブレーキの効きなどには影響ないくらいのシール類の劣化はありました。

いい状態でしたが内部の部品はほぼ交換です。





合わせてリアブレーキはオイルタンクも交換しました。

前ブレーキのタンクより見にくい所に取付けられている場合が多く、気付かない間に

劣化してヒビ割れを起こしている場合があったりします。



ブレーキは不具合や故障が起きる前にメンテナンスが必要ですので

心配な方は一度ご相談下さいね^^