2014年12月3日水曜日

油圧式クラッチの重さにお悩みの方。。必見!


パワーのあるビッグバイクは、その高出力をタイヤに伝える為

クラッチの容量が大きくなっておりレバーが重くなっている車両がほとんどです。



そんなクラッチの重さにお悩みのお客様が、

ホンダ純正部品の流用でカスタム&メンテナンスをしました。



車両はVTR1000Fの逆輸入車です。

内容はCBR1000RR(SC57)の純正クラッチマスターシリンダーを

取り付けるということで至ってシンプル。


よく見比べると形状はほぼ同じに見えます。本体に刻印されている

シリンダー径が違います。


VTRは 14mm で CBRは 1/2inch


左 VTR1000F純正    右 CBR1000RR純正






取付けも問題ありませんでした。






ちなみにレバーはもともとCB1000SFのパーツを流用していたのですが

CBRにも流用可能でした^^



それと今回はレリーズシリンダー側もメンテナンスを行います。

故障を予防する修理は大切ですね☆





外すとこんな感じ。

突き出ているロッドを押し込むとクラッチが切れます。




ひどい腐食はなかったのですがシールはヘタリが見受けられます。

汚れも少し溜まっていますね。




交換後、クラッチを握ってみると。。


握り始め、特に半クラの領域で軽くなっていました!

あまり軽すぎず適度な手ごたえ、ってゆう感じです。


油圧クラッチは熱いエンジンに直接繋がっていますので

気付いたり点検の時期には合わせてメンテナンスを行えると

いいですね^^